一般社団法人日本串カツ協会（大阪市城東区永田２、TEL 06-6968-9455）が9月４日を『串カツ記念日』に制定した。

発案した吉野誠さん

　日付は「く（9）し（4）」と読む語呂合わせと、「串カツを食って（9）幸せ（4）に」との意味を込める。9月４日は「串カツ好きの為の日」として、同協会の呼び掛けに賛同する全国の串カツ店１３店で独自の利益還元キャンペーンを展開する。

　発案したのは城東区で串カツ店「新世改94（くし）ダイニング誠（まこと）」店主の吉野誠さん。同協会の代表理事も務める。「新型コロナの影響でこれまで以上に厳しい飲食業界の中『串カツ』というジャンルで日本中を笑顔にしたい」と吉野さん。

　沖縄の石垣島で「串かつ酒場アゲ太郎」を営む山田晋太郎さんは「これまでみんなで業界を盛り上げようという企画はしたことがなかった。串カツをアピールできる日になれば」と期待を寄せる。

　吉野さんは「節分やバレンタインのように浸透させたい」と話す。今後は全国の串カツ店が参加する「串カツグランプリ」などさまざまなイベントも予定しているという。