京橋中央商店街にあるピザ店「ピッツェリア ダ ペピーノ」（大阪市都島区都島南通2）が4月から、新コロナ感染拡大による営業自粛を受けピザのテークアウト販売を始めた。

ペピーノこだわりの「まき窯」

　本場のイタリアンが楽しめる店として2012（平成24）年に創業した同店。店主の茅野貴尚さん（40）によると、今年3月の売り上げはこれまでの4割以下、4月に入ってからは予約が1組も入っていないという。茅野さんは「この状況下、生きていくために何ができるか考えテークアウト販売を始めた」と話す。

　通常店内では、イタリア製のまき窯で焼くこだわりのピザを1,000円～2,000円の価格帯で提供している。今回、少し小さめサイズのピザを1枚500円で提供するテークアウト販売を始めたところ、常連客だけでなく新しい客が買い物帰りに買っていくケースも多いという。

　茅野さんは「今はコロナウイルスの影響、感染拡大防止に最大限協力したい。誰もが大変な思いをしている時、何とか乗り越えていかなければ」と力を込める。

　現在の営業時間は、11時30分～14時、17時30分～20時。水曜定休。