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大阪・京橋のサンドイッチ専門店が野江に2号店 商店街活性化に期待

オープンした「マルタン野江店」看板には独自キャラクターの「はさみちゃん」

オープンした「マルタン野江店」看板には独自キャラクターの「はさみちゃん」

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 大阪・京橋のサンドイッチ専門店「マルタン」が5月14日、2号店となる「マルタン野江店」(大阪市都島区内代2、TEL 06-6954-1233)を野江国道筋商店街に オープンした。

店の看板メニュー

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マルタンは2014年4月に本店となる京橋店をオープン。住宅街に入り掛けた目立たない場所での出店だったが京橋駅から近く、通勤途中のサラリーマンや近隣の主婦から人気を集めている。「開業からの2年は右も左も分からず、あっという間だった」と話すのは、自身も無類のサンドイッチ好きだという店主の佐伯将樹さん(41)。今回従業員の縁で、地下鉄谷町線野江内代(のえうちんだい)駅から近く人通りも多い物件を安く確保できたため、2号店オープンに踏み切った。

イラストが得意な佐伯さんが考えたキャラクター「はさみちゃん」が店の看板に大きく描かれている同店。店頭のショーケースには、カレーソースを塗ったパンにすり身とむき身の入ったエビカツと自家製のタルタルソースを挟んだ「エビカツ」(340円)、梅ペーストとツナ、キュウリ、大葉、海苔(のり)を挟んだ夏の暑い時期にもさっぱりと食べやすい「梅とツナの和風」(310円)など約25種類が並ぶ。同店では、京橋店で製造したサンドイッチを朝7時のオープン前に運び入れ販売しているため、売り切れ次第、その日の営業は終了となる。現在、15時ごろには完売してしまうという。

隣の青果店の40代の店主は「この商店街も最近シャッターを閉める店が多くなり閑散としていた。新たに店ができ少しにぎわっていてうれしい。また徐々に盛り上がっていけば」と商店街の復活に期待を寄せる。佐伯さんも「サンドイッチを近隣の人にも日常食として楽しんでもらえれば」と地域への思いをのぞかせる。「今後は店で調理もできるようにし、売り切れ状態が無くなるようにしたい。サンドイッチの材料などもこの商店街で仕入れられれば」とも。

営業時間は7時~無くなり次第終了。

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