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大阪・京橋で写真展「釜ヶ崎劇場」-あいりん地区で撮りためた作品90点公開

川上讓治さんの作品

川上讓治さんの作品

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 たこ焼き居酒屋「美輝」(大阪市都島区片町2、TEL 06-6351-3129)内の「Gallery 美0(ギャラリー ビー ゼロ)」で10月1日、写真家・川上讓治さんの写真展「釜ヶ崎劇場」が始まった。

人だけでなく動物も被写体に

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 同展では、川上さんが大阪市西成区の「あいりん地区」とも呼ばれる釜ヶ崎の街で、2011年からの3年余り「ドヤ」と呼ばれる簡易宿舎に泊まり撮りためてきた作品を展示。日雇い労働者が職を求めて集まる同地区で、路上を行き交う人々とすれ違う瞬間に「そっとシャッターを押してきた」モノクロ写真約90点が並ぶ。

 川上さんは島根県浜田市出身。カメラマンを志し大阪芸術大学で学んでいたが、中途退学し上京。ストリップ劇場に投光師として就職し支配人になるまで30年余り働くこととなる。その後島根に戻るが、「釜ヶ崎にはむき出しの人生の緊張感がある。懐かしいストリップ劇場を思い出す」と街を「劇場」と見立てた同展を開くことにした。

 10月4日には、奈良県生まれの写真家・太田順一さんとのトークライブも行う。18時開始で、終了後には「呑み交流会」も開く予定。

 展示時間は15時~22時。日曜休廊。入場無料。今月11日まで。

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