京橋中央商店街内の京橋ドームで5月3日、12時間ユーストリームを配信する「京橋SNSフェスティバル」が行われた。主催は「京橋TV」。

配信の様子

　京橋ＴＶは毎週火曜21時～22時、京橋の情報や京橋にゆかりのあるアーティストなどを紹介するユーストリーム番組。プロデューサーの谷康三さんが「京橋を盛り上げたい」と始めたもので、間もなく配信開始から30回目を迎える。

　谷さんが「そろそろ何か大きなイベントを開きたい」と配信場所を探していたところ、同商店街が「京橋ドーム」の提供を提案。「京橋ドームの活用で商店街の発展を目指そう」としていた商店街の思惑と合致しイベントが実現した。

　午前9時、櫻宮地車囃子保存会による太鼓演奏でスタートした配信。「Dan Kane（ダン・ケーン）」さんや平井英樹さんら、京橋にゆかりのあるアーティストら9組の生ライブ配信時には、ゴールデンウイーク中ということもあり、配信会場でも多くの客が足を止めて演奏に聴き入った。ほかに地元飲食店の「一押しメニュー」紹介など、京橋ならではの情報を交え21時まで配信した。

　会場には若手アーティストのブースも用意。イラストレーターの麻貴りんごさん、のむのむたさん、ゆうやさんらがポストカード販売や似顔絵描きを行ったほか、キャンパスに2時間かけて絵を描くKAZさんのライブペイントパフォーマンスも行われた。

　「ライブをすると足を止めてくれる。これをきっかけにユーストリームにも興味を持ってもらえれば。そして最終的には京橋にたくさんの人が来てもらいたい」と谷さん。「同様のイベントを8月にもう一度やりたい」とも。