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新生大阪プロレスが天王山トーナメント ゼウス社長「未来がかかった戦い」

会見に参加した選手たち 右から)松房龍哉、えべっさん、菊池悠斗、タイガースマスク、タコヤキーダー、ゼウス、アルティメット・スパイダーJr、ブラックバファロー、アレス、クワイエット・ストーム、三原一晃

会見に参加した選手たち 右から)松房龍哉、えべっさん、菊池悠斗、タイガースマスク、タコヤキーダー、ゼウス、アルティメット・スパイダーJr、ブラックバファロー、アレス、クワイエット・ストーム、三原一晃

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 大阪プロレス(大阪市城東区鴫野西2)が22日、「天王山2022~誰が一番強いねん!トーナメント」開催の記者会見を開いた。

ゼウス社長

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 2014年から休止状態だった大阪プロレス。ゼウス社長(40)が全株式を取得し代表取締役に就任、この春再スタートを切った。ゼウス社長は「2000年から続く天王山トーナメントは大阪プロレスに欠かせないもので、我々の未来がかかっている」と話した。

 トーナメントは9月25日から10月10日までアゼリア大正ホール、岡崎市竜美丘会館で行われ16選手が参加、優勝者は11月23日、ゼウス社長と大阪プロレス王座を争う。日頃は地域密着型で笑いを交えて客との結びつきを大切にする同団体だが、このトーナメントは全選手が勝ちにこだわり最強のレスラーを目指すという。

 会見では参加選手がネクタイ、スーツ姿で現れ、試合に向けた意気込みを語った。菊池悠斗選手は「子どもの頃から楽しみに見ていた天王山、自分の存在感を示して優勝したい」、えべっさんは「天王山に笑いはない、まずは初戦突破を目指す」と神妙にコメントした。

 1回戦屈指のカードは、ブラックバファロー対タイガースマスク。ブラックバファローは、「休止の間に一度リングから気持ちが離れかけた」と胸中を明かし、「天王山で勝ち進む過酷さを思うと、戦う魂が維持できるか正直怖い」と不安を口にした。それに対しタイガースマスクは「リングで結果を残さない山田さんにカツを入れてやる」とブラックバファローの本名を連呼し挑発。ブラックバファローが「山田さんは訂正しろ」と怒鳴りつけたことで会場は緊迫し、ゼウス社長が止めに入る一幕も。

 ゼウス社長は「今回参加するのは全員私がリスペクトしている選手たち。真剣勝負でファイティングスピリッツを発揮する姿を見て(お客さんに)元気になってもらえたら」と締めくくった。

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