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大阪・京橋路地裏にイタリアンと和創作料理店「ロッソ ロッソ」

「Rosso Rosso」外観

「Rosso Rosso」外観

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 大阪・京橋に5月27日、イタリア料理店「Rosso Rosso(ロッソ ロッソ)」(大阪市蒲生1、TEL 06-6923-8786)がオープンした。

「とどめのご飯」

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 店主の安村健冴さん(35)は、自分の店を持つことを目標に難波のイタリアンや和食店で10年以上経験を積み、念願の独立を果たした。

 メニューは、前菜・パスタ・メーン・デザートから成る4皿・6皿・8皿(1,900円~)のコース料理。「イタリアンと和食が好き」という安村さんが提供するコース内容は、白髪ネギやミョウガが入ったカルパッチョなど、イタリアンに和の食材を取り入れた創作料理。中でもお薦めは、6皿以上のコースで締めに提供する「とどめのご飯」と安村さん。ムール貝とエビのだしでご飯を炊いたトマトベースのリゾットで、リゾットでは珍しくレモンと大葉を使ってさっぱり食べられるようにしたという。

 食材は、昔働いていた中央卸市場から仕入れ、仕入れる食材により料理も変える。ワインやスパークリングなどの飲み物は、知り合いのソムリエに料理に合うものを選んでもらい、ビールはドイツやオランダのビール5種類(390円~)を用意する。

 一緒に店を切り盛りするのは、妻の久美子さん(30)。6年ほどパティシエの経験があり、デザートは全て久美子さんが作る。「全く知らない土地で始めるのは不安もあったが、京橋は人情味溢(あふ)れる人が多く、この場所を選んでよかった。何度か来てくれている人もいるのですごくうれしい」と笑顔で話す。

 店舗面積は9坪。カウンター7席、掘りごたつがある個室は6席。新しい土地で挑戦したいと、あえてなじみのない京橋を選び「わざわざ自分の店を目的に足を運んでほしいから」と繁華街を避けた場所を探し、京橋駅から住宅街に入り掛けたこの物件と出会った。

 安村さんは「誰でも入りやすいカジュアルなイタリアンの店を目指している。地元の人に愛される店になっていきたい」と話す。

 営業時間17時~24時。水曜定休。

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