「おおさかシネマフェス」表彰式に和央ようかさん、チャン・チェンさんら

ベストテン&表彰式で各賞を受賞した俳優陣や監督ら

ベストテン&表彰式で各賞を受賞した俳優陣や監督ら

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 大阪歴史博物館(大阪市中央区大手前4)で2月29日~3月2日、第3回目「おおさかシネマフェスティバル」が開催された。企画運営は、おおさかシネマフェスティバル実行委員会事務局。

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 同フェスは、1976年から25年間にわたり開催されていた「おおさか映画祭-映画ファンのための映画まつり-」を2006年度から再スタートさせたもの。特別上映会やトークショー、新作プレミア上映をはじめ、最終日には、2007年度のベストテン&個人賞の表彰式や受賞記念上映などが行われた。ベストテンは、年間200本以上の映画を見た大阪の投票委員によって選考され、個人賞は、大阪や関西にゆかりのある人物が絡んだ作品であることを判断材料に含め、その中からより優れた結果を残した人物に贈られた。

 表彰式には、「茶々─天涯の貴妃─」で主演女優賞を受賞した和央ようかさんや、「檸檬のころ」「茶々─天涯の貴妃─」「魍魎の匣」で助演女優賞を受賞した谷村美月さん、「松ヶ根乱射事件」「天然コケッコー」で監督賞を受賞した山下敦弘さんなど日本映画部門の受賞者をはじめ、外国映画部門では「呉清源 極みの棋譜」「百年恋歌」で主演男優賞を受賞したチャン・チェンさんも急きょ出席。豪華なな顔ぶれを迎えての華やかな表彰式となった。

 和央さんは「この映画の話を聞いて、最初は時代劇も初めてで戸惑っていた。この賞を頂いた時はもっとびっくりしたけれど、ファンの方やスタッフとともにこの喜びを分かち合えたらと思う。これを励みに私らしく頑張っていきたい」とコメント。チェンさんは「今回の受賞は私にとってとても重要な意味を持つものとなった。自分が演じた『呉清源』という人物の信念などをこの映画を通して会得でき、貴重な経験ができたことに感謝する」などとコメントし、受賞者それぞれも喜びのメッセージを伝えた。

 主催者側は「復活したフェスということで、今回もたくさんの人に来てもらった。来年も多くの方に来ていただけるように今から準備をしている。今回のサプライズのようなものも含めて来年ももっと盛り上げていきたい」と、早くも来年への意気込みをみせる。

第3回おおさかシネマフェスティバル公式サイトおおさかシネマフェスティバル実行委員会事務局大阪の映画ファンから熱い支持-「おおさかシネマフェス」開催へ(京橋経済新聞)

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