築105年の米蔵にイタリアンレストラン-蒲生の住宅街に登場

独特のムードが漂うメーンダイニング。店舗デザインはオーナーの小出さん

独特のムードが漂うメーンダイニング。店舗デザインはオーナーの小出さん

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 店舗デザイン・設計管理や飲食店経営を手がけるプランドール(大阪市西区新町1)は6月16日、蒲生にイタリア料理店「リストランテ・ジャルディーノ蒲生」(大阪市城東区蒲生3、TEL 06-4255-7038)をオープンした。

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 店舗面積は約58坪で、築105年の米蔵を改造した店舗が特徴。天井や柱をそのまま残した内装には、古き良き日本とヨーロッパが融合したゴージャスなムードが広がる。1階にはメーンダイニング、テラス席、庭園を眺める個室を用意し、2階にはカウンターがメーンのバー・スペースとソファ席を設けた。座席は47席。「この米蔵を見てこの場所で(店を)やろうと決めた」と総括責任者の小出さん。

 メニューは、コース料理3種が中心。少し軽めのコース(前菜、パスタ、メーン、デザート、食後のドリンク)から成る「Menu Leggero」(3,800円)をはじめ、8品構成でプリフィックススタイルの「Corso Giardino」(5,800円)、旬の食材を味わうシェフお任せの「Menu Degstazione」(7,800円)。今後はアラカルト(仏ヴァンテ産鴨胸肉とポテトとキノコのソテー添え、2,700円など)も提供予定。

 ワインは、スパークリングワイン「バルビノット プロセッコ スプマンテ」(3,200円)や白ワイン「サンルチアーノ レシィコ‘06」(5,500円)などから、力強いタンニンを感じさせる高級赤ワイン「カンペ バローロ ‘01」(23,000円)まで豊富なラインアップをそろえる。客単価は5,500円~。

 蒲生という土地について、「回りは昔名残の感じる住宅街。都会なのか田舎なのかわからない街」という小出さん。同店に一歩足を踏み入れた来客からは、界隈とは一線を画す雰囲気に、「ここがどこなのかわからなくなる(笑)」という感想が多いという。「オープンから2週間少しだが、すでに予約で埋まってきている」とも。

 営業時間は17時~24時。

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