大阪・蒲生のラーメン店「城東烈火」（大阪市城東区蒲生4、TEL 06-6955-9666）がオープンしてから3カ月たち、にぎわいを見せている。

「烈火ラーメン」

　店長は、大阪・豊中市にある1号店「烈火」に通っていた客の一人だったという梶原寛之さん（38）。同店のラーメンにほれ込み通い詰めた揚げ句、店主の浮島栄二さんに頼み込み、脱サラして店で働かせてもらうようになった。さらに、浮島さんが以前働いていた山形県のラーメン店に赴き修業を積んだが、今回2号店が城東区に「城東烈火」としてオープンするにあたり店長を任せてもらうこととなった。

　看板メニューは、山形県の県民食「ひっぱりうどん」をアレンジした「ひっぱりまぜそば（しめご飯付き）」（850円）。「ひっぱりうどん」は、ゆで上がったうどんを釜や鍋からすくい上げてそのまま納豆やサバ缶などで作ったタレで食べるが、同メニューも納豆やサバの身を入れた汁なしのそばで、しめにご飯を入れて食べる。ほかに「山形辛みそラーメン」（780円）、「山形鳥もつラーメン」（850円）など、山形を代表するラーメンも用意。「烈火ラーメン」「烈火つけ麺」は、辛さを1から10まで選べるようにした。

　店内面積は約15～20坪、カウンター10席、テーブル4席。今回が2回目の来店という大東市から足を運んだ山口さんは「普段まぜそばは食べないが、一度食べてみたらおいしかったのでまた来た」と話す。梶原さんは「いつかこの地を地元と呼べるように、この店を根付かせていきたい」と意気込む。

　営業時間は、11時～14時30分、18時～23時。月曜定休。