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大阪・城北川でキャンドルナイト 地元の歴史で町おこし

それぞれの願い事や絵が描かれたキャンドル

それぞれの願い事や絵が描かれたキャンドル

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 大阪市の城北川で10月31日、2000個のろうそくに灯をともすイベント「城東区キャンドルナイトin城北川」が行われた。主催はアイラブ城北川実行委員会と城東区役所。

キャンドルにともされた城北川

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 イベントの会場となったのは、城東区を流れる城北川の北菫橋から中菫橋の間と、そこに隣接する関目東小学校の校庭。日が暮れかける17時30分ごろに川っぷちの遊歩道沿いと関目東小学校の校庭に並べられた2000本のろうそくに灯がともされると、道行く人も足を止め普段と違う川の様子を眺めていた。

 城東区は区の中心を流れる城北川を地元のシンボルにしようと、ここ数年さまざまな取り組みを行っている。同イベントは今年で3回目を迎え、使われるろうそくは全て地元の河野ローソク製造所が提供している。「大阪で初めて西洋ろうそく作りが行われた城東区。そうした歴史にちなんで城北川を盛り上げていけたら」(主催者)。

 関目東小校庭では、子どもと親たちが願い事やイラストを描いたろうそくが並べられたほか、「デコキャンドルづくり」「光と影のスクリーンあそび」「夜景をパチリ☆撮影教室」などの催しが行われた。開催日がハロウィーンに当たったため、関目東小学校の合唱クラブによる野外ライブでは仮装姿の出演者も。夜の校舎と近隣のマンションに反響した子どもたちの歌声が、川面に揺れるろうそくの灯と相まって幻想的な情景をつくり出していた。

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