ヘッドラインニュース
脱サラ兄と業界一筋の弟-京橋出身の兄弟が地元で居酒屋開業
(2007年12月19日)
JR京橋駅近くの桜通り商店街に12月5日、「居酒屋厨房 酒楽(しゅらく)」(大阪市都島区東野田3、TEL 06-6354-7847)がオープンした。
店主の川口勝嗣さん(32)は、9月まで車の部品を売る営業マンだった。パートナーは10年間飲食業一筋に修業を積んできた4歳下の弟・琢也さん(28)。「性格も考え方も全く違う」(琢也さん)兄弟コンビが店を仕切る。
「人に仕えるのではなく、自分で商売をしてみたかった」という兄・勝嗣さんは、12年にわたり会社一筋のサラリーマン生活を続けてきた。それだけに今年4月に営業所長を任された矢先の9月退職・開業は周囲を驚かせたという。店では持ち前の営業力を生かし接客を担当。
店舗面積は30平方メートルで、席数は16席。店のある桜通りはJR京橋駅から歩いて2分程度の便利なところだが、メーン通りから脇へ入る路地裏で、街に詳しい人しか訪れないような場所だけに、「お客さんに落ち着いてゆっくり時間を過ごしていただきたい」(勝嗣さん)とも。
一方、弟・琢也さんは地元の高校を卒業してから10年間飲食店の厨房担当を地道に続けてきた。店の看板メニュー「朝びき若鶏の豪快焼き」(820円)は、琢也さんの人脈で仕入れているもの。ほかに「巻きたて出し巻き」(380円)、「あったかクレープのアイス包みチョコレートソース添え」(500円)など多彩なメニューが並ぶ。客単価は3,000円を想定。「笑いの絶えないアットホームな店にしたい」と琢也さん。
流行に敏感な自由人で人の気持ちをつかむのがうまい兄と、努力家の弟。2人が店を始めるきっかけは5年ほど前、何気なく交わした会話だったという。「いつか一緒に店をやろうかとどちらからともなく持ちかけた」(勝嗣さん)。それがいつしか現実となり、2人で店を切り盛りする毎日。
「兄が思ったより緊張しているのが意外」と琢也さんが話すのに対し、「当たり前やろ、お前と違って知らん業界に入ったんやから」と言い返す2人の会話がまさに家庭の雰囲気。「小さいころからけんかばかりしてきた」(勝嗣さん)という2人の兄弟のきずなは厳しい商売の世界で結束するか。新たなスタートが始まった。
営業時間は17時~翌2時。
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
http://kyobashi.keizai.biz/headline/111/trackback.html
アーカイブ
京橋画廊で会社員が個展-描きためた「ウサギのいる風景画」披露 京橋画廊(大阪市都島区東野田町2)で現在、「KOKO画展・2012伊丹和年」が開かれている。
京橋の韓国料理店「ししとう」、駅近に移店-客数増で店舗拡大 京橋の韓国家庭料理の店「ししとう」(大阪市都島区東野田3、TEL 06-4977-8150)が1月、京橋駅近くにリニュー…
OBP「鉄道フリマ」、今年もにぎわう-親子で楽しめるコーナーに行列も 「第7回 鉄道わくわくフリーマーケット」が1月7日~9日、大阪ビジネスパーク(大阪市中央区城見2)などで開催され、3日間…
鶴見で「アイデア貯金箱」コンクール上位入賞作品展-応募81万点 「第36回 私のアイデア貯金箱」コンクールの上位入賞作品240点が現在、イオンモール鶴見緑地(大阪市鶴見区鶴見4)で展示…
OBPで新春恒例「鉄道フリーマーケット」-お宝オークションも 「第7回 鉄道わくわくフリーマーケット」が1月7日~9日、大阪ビジネスパーク円形ホール(大阪市中央区城見2)で開催される。

