「大阪ビジネスパーク文化祭」開かれる-今年から一般投票も

一般投票で1位に輝いた松下電器産業に勤める古谷正人さんの作品「欧州・旅のひととき」

一般投票で1位に輝いた松下電器産業に勤める古谷正人さんの作品「欧州・旅のひととき」

  • 0

  •  

 大阪ビジネパーク(OBP)の就労者とその家族参加による文化祭「2007大阪ビジネスパーク文化祭」が11月8日~14日、ツイン21・1階アトリウム(大阪市中央区城見2)で開催された。

[広告]

 同イベントは、普段OBPで働く人とその家族の日ごろの創作活動の発表の場として、写真、絵画、書道、陶芸の作品を募集し、会場では自由なテーマで創作された112点の作品を展示した。

 今年は写真部門から初出展者が増え、花や風景を撮影したもの、地元の祭りで激しく動き回る様子などが多く寄せられた。絵画部門では昨年より出展数が減少しつつも、油絵や水彩画だけでなく貼り絵などさまざまな作品が並んだ。

 中でも、写真作品は大阪芸術大学写真学科教授・師岡清高さんにより入賞点数を選考。金賞にはNTTデータソフィアに勤務する芳仲雅章さんの作品「姉と弟」が選ばれた。子どもがキックボードから転げ落ちそうな瞬間をとらえた作品に、「まさに写真の特性を生かし、時の妙味をとらえている」と評した。

 絵画部門では画家の後藤隆平さんが選考。釣りに興じる人の姿を描いた「斜光の中で」(松下電器産業の大橋徹さんの作品)が金賞に輝いた。

 また、今年からは来場者数のカウントをスタート。同イベントは無料で作品を鑑賞することでき、昼休みには同僚や身内の作品を見に、スーツや制服姿のOBP就労者の姿が多く見られた。12日の文化祭終了時で4,300人が来場。最終日の14日には「約5,600人の来場者が見込まれる」(大阪ビジネスパーク開発協議会)という。

 ほかにも、今年から来場者による一般投票も開始。約400人中48名の人が、古谷正人さんによる「欧州・旅のひととき」に票を投じ、一般審査員特別賞を受賞した。古谷さんには5,000円相当の食事券が贈られた。

大阪ビジネスパーク開発協議会関連記事(京橋経済新聞)

  • はてなブックマークに追加

京橋経済新聞VOTE

あなたのお住まいはどちらですか?

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース