オーナーの夢がカタチになった、日本初のEXPOカフェ-天満橋にオープン

1万点もの万博グッズを所有するオーナーの白井さん

1万点もの万博グッズを所有するオーナーの白井さん

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 大阪・天満橋に4月18日、「EXPOカフェ」(大阪市中央区島町2、TEL 06-7504-7365)がオープンした。

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 同店は、日本初となる「万博カフェ」で、オーナーの白井さんが所有する貴重な万博グッズを常設し、70年代の雰囲気を楽しみながら、食事やお茶を楽しめるカフェ。全国から続々と、万博世代の客や、万博ファンがやって来るという。

 店舗面積18坪の店内に、カウンター、テーブルの計24席。「レトロフューチャー風に、宇宙船をイメージしてつくった」(オーナーの白井さん)という内装は、オレンジを基調とした明るい雰囲気。店内中央にはドーム型のショーケースが設置され、「太陽の塔」グッズが多数飾られていたり、「宇宙船の窓をイメージして取り付けた」(同)という壁側の球体の中に、さまざまな万博グッズが設置されている。

 「とにかく、小さいころから万博が大好きだった。印刷会社に勤務していたときも、常に頭の中には万博への熱い想いがありましたね。こういったお店を出すことは、長年の夢でした」と語る白井さん。聞けば、万博グッズのコレクションは1万点以上だというから驚き。

 オープン前は客ターゲットを、「万博を知る、万博世代の人たち」としていたが、実際には万博を知らない若い世代の客も多いという。「私たち万博を知る者にとっては懐かしく、ノスタルジックな気分に浸れる場所で、万博を知らない若い世代の人たちにとっては、新鮮で新しい感覚のようですね」と白井さん。

 「皆さん、めちゃくちゃ満足してくれてます」(同)というランチメニューは、当時のレシピをそのまま再現した「ナポリタンスパゲッティ」(700円)や、ハンバーグランチ(800円)、「焼肉ごはん」(900円)など。「ランチってものは、ガッツリ食べたいもの。チマチマしたものでは、あとでマクド食べてしまうんですよ。だからここでは、ボリュームもしっかりとしたものを提供している」(同)とも。

 オープンからまだ1カ月未満の現在だが、万博について熱く語る白井さんとのトークを楽しみにやってくる客も多いという。「お話したい方は、カウンターに座っていただければ。楽しい話がたくさんありますよ」(同)という頼もしさに、訪れる客は全国から後を絶たない。

 営業時間は、月曜~土曜=11時~22時30分、祝日=11時~18時。日曜定休。5月17日には、オープン記念のライブも開催予定(要予約)。

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