京阪ホールディングス（大阪市中央区）が12月21日、京阪電車のイメージキャラクター「おけいはん」の8代目に滋賀県出身の18歳、俳優の三浦理奈さんを起用し、キャンペーンを始めた。

8代目「枚方けい子」と初代「淀屋けい子」

　「おけいはんキャンペーン」は、京阪沿線のPR強化を目的に2000（平成12）年に始まり「京阪乗る人、おけいはん。」のフレーズと共に時代の変化に応じた7代にわたる「おけいはん」が登場し、沿線の人々に親しまれてきた。

　歴代の「おけいはん」は駅名にちなんだ役名を与えられるが、今回は「枚方けい子」と命名。市の中心部にある枚方市駅は、京橋駅、淀屋橋駅に次ぐ乗降者数で、2025年度中に完了を目指して駅前の再開発事業が進められている。

　キャンペーンワードは「継ぐおけいはん」で、「登場編」では初代おけいはん「淀屋けい子」を務めた水野麗奈さんも登場。「時代を超えて受け継がれる京阪沿線の歴史、今、未来をキャンペーンを通じ伝えていく」（同社）という。

　三浦さんは「これから京阪電車のことをたくさん勉強して、皆さんに沿線の魅力をどんどんお伝えしていきたいと思っているので、応援よろしくお願いします」と意気込みを話した。