「昆虫と植物の不思議な関係展」-咲くやこの花館で8月開催へ

花に擬態するハナカマキリ(写真提供:伊丹市昆虫館)

花に擬態するハナカマキリ(写真提供:伊丹市昆虫館)

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 花博記念公園鶴見緑地の「咲くやこの花館」(大阪市鶴見区緑地公園2、TEL 06-6912-0055)で8月11日から、「昆虫と植物の不思議な関係展」が開催される。

虫を食べるウツボカズラ(関連画像)

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 昆虫と植物の密接で不思議な関係を多くの人に知ってもらおうと企画された同展。昆虫に受粉を助けてもらう植物や昆虫を食べる食虫植物、木の枝や葉・花などに姿を似せて周りの危険から身を守る昆虫の見事なカモフラージュの様子、植物をうまく利用する昆虫の様子など、さまざまな「関係」を展示・紹介する。

 「当館は植物館なので、ただ単に昆虫をお見せするのではなく『昆虫と植物のかかわり』という切り口から見ていただきたい。今回のように生きている昆虫の展示は指定管理開始(2008年4月)以来初の展示で、伊丹市昆虫館の全面協力を得て開催する」(同館プロモーション課の永井克彦さん)。

 同展では、世界の珍しい昆虫の実物・標本の展示も行う。ヘラクレスオオカブトムシやクワガタに始まり、葉っぱや花にしかみえない昆虫なども登場するという。そのほか、カブトムシに直接触れることのできるコーナーや、世界の昆虫や植物のかかわりを映像で楽しめる視聴覚コーナーも用意。「一言で言うと『まか不思議』な植物と昆虫の関係。堅苦しいイメージでなく、植物とのかかわり以外に楽しいコーナーもあり、家族で楽しめる内容となっている」話す。

 期間中、毎日抽選でヘラクレスオオカブトムシ1匹を進呈するほか、最終日には、ふれあいコーナーの海外産カブトムシ約100匹、世界のカブトムシ・クワガタ約15匹も進呈する。

 開館時間は10時~17時。月曜休館。入館料は大人500円(中学生以下無料、証明書提示で大阪市内の65歳以上も無料)。8月22日まで。  

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