読売テレビアナウンサーとJR西日本の社員が、「アナウンス技術向上」で意見交換会

意見交換会の様子。起立しているのがJR京橋駅の今川正和駅長

意見交換会の様子。起立しているのがJR京橋駅の今川正和駅長

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 1月14日、JR西日本の京橋駅など各駅で構内アナウンス業務に従事する若手社員と、読売テレビのアナウンサーとで、「アナウンス技術の向上」を目的とした意見交換会が行われた。同企画は、JR西日本・京橋駅の今川正和駅長の提案に、読売テレビ側が応える形で実現したもの。

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 同日読売テレビ本社に集まったのは、JR京橋駅の駅長はじめ、京橋駅・尼崎駅・宝塚駅・北新地駅・四条畷駅・長尾駅・放出駅の7管区の若手社員計31人。報道フロア、ニューススタジオ、中継車庫などを社内見学したあと、「駅アナウンスの向上」を目的に、読売テレビアナウンサー(植村なおみさん、林マオさん、山本隆弥さん)とともにホールで意見交換を実施した。

 「現在の駅アナウンスについてどう思うか?」「カタカナ言葉はどこまで使っていいものか?」「方言でアナウンスするのはいけないこと?」など、若手社員たちの質問に丁寧に答えるのは、メーンアドバイザーの植村なおみアナウンサー。「しゃべっていることを聞き取れなくて誤解されることも多い」と悩むJR西日本の若手社員に「壁に向かって『あー』と言ってみてください。…違う、それじゃ口が開いてない!」とその場で直接指導する場面も。

 さらに、「どうすればかまないでアナウンスすることができるか」という質問に対し、学生時代にJRの駅の窓口でのバイト経験もあるという鉄道マニアの山本隆弥アナウンサーが「僕はよく、自宅のウォークインクローゼットの中にこもって早口言葉などを練習している」と独自の練習方法をアドバイスし笑いを誘った。

 JR京橋駅の今川正和駅長は「今回の意見交換の場は非常にいい機会になった。アナウンサーの方々に丁寧にアドバイスいただいたことを参考に、駅アナウンスの改正・向上にさっそく取りかかりたい。『伝えること』は本当に重要なこと。今後もいろいろな企画を立てて、この京橋を中心に発信していけたら」と感想を語った。

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