天満OMMビルで「石ふしぎ大発見展」-世界各国の石を展示販売

3日間で約1万5,000人が訪れた第13回大阪ショーの様子

3日間で約1万5,000人が訪れた第13回大阪ショーの様子

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 天満のOMMビル(大阪市中央区大手前1)で4月26日~28日、石の魅力をテーマにしたイベント「石ふしぎ大発見展(大阪ショー)」が開催されている。企画運営は、益富地学会館石ふしぎ大発見展実行委員会(京都府京都市、TEL 075-441-3280)。大阪ショーは今回で14回目を迎える。

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 同イベントは、石の魅力や面白さはもちろん自然科学における石の重要性を普及し、地学趣味と地学研究を志す人々の輪を広げ育てていくことを目的に開催されている。毎年4月に大阪で、10月には京都(京都ショーは20回目)で実施。

 イベント内容は、世界各国の石の展示販売のほか専門家による学術的な講演会、特別展示、鉱物・岩石無料鑑定会など。初日は開場前から400人が列を作った。同実行委員会メンバーで、益富地学会館理事・主任研究員の藤原卓さんは「講演会や鑑定会など毎年楽しみにされている常連さんも多く、3日間続けてこられる方もいらしゃる」と話す。

 今回の石のテーマは「水晶」。特別展示「石の英雄~大地の煌き~」では、日本各地や近畿地方で採集された水晶を形や色などさまざまな角度から展示。意外と身近にあった産地を見つけるなど面白い楽しみ方も提案する。特別イベント「水晶の輝きをあなたに-水晶のストラップ作り-」(材料費500円)では、水晶を自分で削ってストラップを作りに挑戦することもでき、大人から子どもまで楽しめる。

 講演は大学教授らによる水晶の話題、大阪の地層の話など興味深い内容に加え、世界各地の鉱物(原石)、化石、銘石、宝石、アクセサリーなども販売している。「普段こんなに石を見られる場所もないので、この催しを通して一人でも多くの人々に石の楽しさや不思議さを知ってもらいたい」(同)と話す。

 開催時間は10時~17時(28日は16時30分まで)。入場無料。

益富地学会館石ふしぎ博物館大阪マーチャンダイズ・マートビル・OMMビル

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