JR京橋の柳生駅長が退任-夢かなえ3年、ハンドベルコンサート実現も

退任する柳生頼成駅長(左)と新・京橋駅長の濱田昌彦駅長

退任する柳生頼成駅長(左)と新・京橋駅長の濱田昌彦駅長

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 JR京橋駅の柳生頼成駅長が5月31日で京橋駅の駅長を退任し、6月1日から濱田昌彦さんが新・駅長に就任した。

新旧駅長と営業統括助役

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 「どうしても駅長になりたい」という入社当初の夢を37年越しにかなえ、3年前同駅長となった柳生駅長。「3年間はとても早かった」と振り返る。「とにかく私たち幹部から職場の雰囲気を明るくしていけば、部下も明るく楽しい職場になるのでは」と、常に笑顔でさまざまな企画を提案、実行してきた。一番の思い出は、社員が「やりたい!」と提案してきた企画を実現させた「ハンドベルコンサート」だという。2年前のクリスマスに初めて開催し、先月こどもの日に4回目のコンサートを行った。イベント当日には、駅長自らサンタクロースに扮(ふん)したり、かぶとをかぶって登場したりと観客を楽しませてきた。「京橋はすごい所。告知をしていなくてもあれだけのお客さまがコンサートを見に来てくれた」と笑顔で振り返る。今回駅長退任と同時に会社を退職するという。

 新・駅長には濱田昌彦さんが就任。彦根駅、高槻駅を経て京橋に。「今まで住宅地の駅が多く、街中の駅に着任するのは初めて。京橋はすごくエネルギッシュなパワーを感じる」と新天地に期待を膨らませる。「鉄道者として安全、安心、おもてなしを心がけていきたい。イベントなどの経験もあるので、また何か面白いことができれば」とも。

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