都島に地域密着のゴルフ工房-修理からプロの別注まで幅広く対応

「育った街で地道にコツコツ長くやっていくのが目標」とオーナーの安福さん

「育った街で地道にコツコツ長くやっていくのが目標」とオーナーの安福さん

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 都島中通に4月12日、ゴルフクラブの別注・調整・修理を行う「やすふくゴルフ工房」(大阪市都島区都島中通3、TEL 06-6955-8535)がオープンした。

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 約4坪の小さな工房では、かつてプロゴルファーを目指しインストラクターの経験もあるというオーナーの安福智さんが1人で作業を行う。客のスイングや体格、好みに合わせ、グリップの太さや向きなどを一から組み立て・調整する。グリップ交換やシャフト折れなど、ちょっとした修理も気軽に受け付ける。安福さんのプレーヤー時代からのつながりや実績から、著名なプロゴルファーから依頼されることも多いという。

 「腰を悪くしてプロを断念した後インストラクターをしていたが、クラブの組み立てや修理といった裏方の仕事を3年ほど前から本格的に始め、いつか自分の店を出したいと思っていた。自宅を改造した小さなスペースだが、機械も入れて一通りの事はできる。お客さまの要望できる限り応え、一つひとつ丁寧にやっていきたい」と安福さん。材料のクセを考えた組み立て方やグリップの入れ方などにもこだわりをみせる。若者や女性向けにスワロフスキーなどを入れたおしゃれなものを作ることもできるという。

 「道具一つでプレーが変わる。今道具を触り出してから思うのは、現役時代に知っていたら全然違っていただろうということ。角度・重さ・長さ・硬さ・バランス…すべてのスペックが自分に合ったセットでプレーすることでかなり上達の近道になる」と話す。

 子どものころから京橋に住んでいるという安福さんは「周りがみんな知っているからオープンしてからも気にかけてくれる。人情があるとてもいい街。育った街で長いこと変わりなくコツコツやっていき、お客さんと一緒にいいものを作って喜んでもらえれば何より」と話す。

 工賃は、グリップ交換=300円、長尺パター交換=1,500円、ロフト・ライ角調整(軟鉄鍛造)=500円、シャフトカット=500円~、シャフト継ぎ=1,000円~。オーダー料金は、ウッドクラブ=4万円~、アイアンクラブ=1万2,000円~など。

 営業時間は10時~19時30分。日曜定休。

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