帝国ホテル大阪に「源 吉兆庵」-限定「桜のクリームあんみつ」も

桜の名所にちなんだ限定メニュー「桜のクリームあんみつ」(892円)。ふっくら炊いた北海小豆餡と桜アイスの相性の良さが売り

桜の名所にちなんだ限定メニュー「桜のクリームあんみつ」(892円)。ふっくら炊いた北海小豆餡と桜アイスの相性の良さが売り

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 帝国ホテルプラザ大阪(大阪市北区天満橋1)に3月19日、創業63年の老舗和菓子店「宗家 源 吉兆庵(みなもときっちょうあん)」(TEL 06-6881-6720)がオープンした。

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 同社は1947(昭和22)年に岡山で創業。現在、全国で40店舗の直営店を展開し、銀座に本社・本店を置く。43坪の店内に物販コーナーと茶寮(喫茶スペース=18席)を設ける。茶寮を設けるのは銀座本店と同店の2店舗のみ。

 メーンとなる商品は季節の果物を使った創作果実菓子。「お菓子の起源は、古くは木の実や果実を指していた。本来のお菓子の原点に立ち返ろうというコンセプトの下、社名に『源』という文字を使っている」(同社直営部担当者)。

 5月中旬まで、サクランボを丸ごと甘いゼリーで包み込んだ「さくらんぼ」(1個231円)を「春の創作果実菓子」として展開。夏には看板商品「陸乃宝珠(りくのほうじゅ)」を展開予定。「創業から受け継がれてきた商品で、マスカットの女王『アレキサンドリア』を使用している」。季節によって展開する商品がガラリと変わるのも特徴。そのほか、「桜花しくれ」(1個252円)などの季節商品や、定番和菓子など8~10種ほどを販売する。

 喫茶メニューでは、あんみつやみつ豆などの甘味、各種ドリンクなど豊富にそろえる。なかでも同店でしか味わえない「桜のクリームあんみつ」(892円、春季限定)は「小豆の風味が際立つ当社自慢のあんと桜アイスの相性が抜群。舌溶けもよくまろやかで上品な甘さ。帝国ホテルが桜の名所なので、それに合わせて作った」という。

 この場所でのオープンについて、「帝国ホテルの地下一階『帝国ホテルプラザ』に出店させてもらえるということでブランドを再認知していただけるのでは。百貨店にも多く出店させていただいているが、またひと味違ったブランドイメージの位置付けにつながるのでは」と話す。

 客単価は、物販=1,500円、喫茶=1,300円。営業時間は10時~19時(物販)、12時~18時30分(喫茶)。

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