城東区内で「無添加住宅」完成見学会-近隣住民多数集まる

見学会には近隣住民ら150人以上が集まった

見学会には近隣住民ら150人以上が集まった

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 注文住宅の企画・設計・施工など行う「なんきホームズ」(大阪市城東区成育2)は9月26日・27日、無添加住宅のショールーム完成見学会を実施した。同社は株式会社無添加住宅(兵庫県西宮市)の正規代理店。

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 「無添加住宅」とは化学物質を使用せず、天然素材から作る住宅のこと。同社の無添加住宅はシックハウス症候群の原因となる科学のりを一切使用せず、極限まで自然の素材にこだわり、化学のりに代わる接着剤として米で作る「米のり」や動物の骨や皮を煮てつくる「にかわ」などを使用しているという。問題の多いビニールクロスに代わる内装素材には安価な「漆喰(しっくい)」塗り工法を開発し、フローリング・建具・家具に関しては「ムク材のまま余計な化粧はしない」とするなど、化学物質を使わない無添加の素材と工法で住まいづくりを進めている。

 2日間のショールーム見学会を訪れたのは69組150人以上。近隣住民の家族連れが中心だったという。室内に入ると「新築独特のニオイがしない」「湿気がなくてカラっとしている」など、漆喰の壁やムクの材木の特徴を感じ取る見物客の声が多く上がった。

 現在、見学会に訪れた人の中から3件、プランの申し込み請求があるという。同社の竹本さんは「健康住宅は一般の住宅よりも高額というイメージがあるが、無添加住宅では施工方法の工夫や資材を海外から輸入するなどして、一般住宅とほぼ同等の値段帯で提供できる。当社のショールームは大阪府内にある14社の正規代理店で唯一、ショールームの基準をクリアしたものですので、多くの方に体感していただきたい」と話している。

 今後同社では、11月初旬に大阪市鶴見区と奈良市中山町で、無添加住宅分譲用地の分譲を開始すると同時に、オリジナル商品として都市型無添加住宅「Air Pod エアポッド~空気の美味しい家」、和風無添加住宅「トレジャーハウス The蔵」を発表する。

 ショールーム見学は常時行う。

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