大阪歴史博物館で昔ながらの手作りおもちゃ教室-年配の参加者も

日本の昔ながらのおもちゃ作りを体験しようと海外からの参加者も

日本の昔ながらのおもちゃ作りを体験しようと海外からの参加者も

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 大阪歴史博物館(大阪市中央区大手前4、TEL 06-6946-5728)1階エントランスで、体験イベント「わくわく子ども教室・手作りおもちゃで遊ぼう」が開催されている。

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 その昔、ゲームやテレビのなかった子どもたちは手作りのおもちゃで遊んでいたという歴史から、子どもたちを中心に楽しく遊びながら昔の遊びにふれてもらおうと同イベントを企画。おもちゃ作りに詳しい約40人の「おもちゃ作りサポーター」がボランティアで協力する。

 おもちゃは、ストロー・牛乳パック・草木などの身近な材料を使用し、江戸時代からのおもちゃ「ブンブンごま」や、竹とんぼをストローで代用した「ストローとんぼ」、猫の折り紙、葉っぱで作るカタツムリやバッタなどの草木遊びなど、1回の教室で5~6種類を作る。「作り方さえ覚えれば家でも簡単に自分オリジナルのものを作れる。材料なども博物館で用意するので気軽に体験しに来てほし」と同館学芸員の飯田直樹さん。

 同イベントは小学生くらいまでの子どもを対象に企画しているものの、年配の参加者からも「懐かしい」と好評。「家でも作りたいと、作り方の説明書を求められる方や毎月定期的に参加される方もいらっしゃる。海外のお客様からも、このおもちゃ作りを目当てにわざわざ来館いただいた。大人も楽しめるので、自作のおもちゃを持ち帰って家族みんなで遊んでいただければ」(同)。

 開催日は毎月第1・3土曜で、開催時間は10時~15時30分。火曜休館。参加無料で、当日でも自由に参加できる。3月21日まで。

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