京橋中央商店街の井戸端ステーション(大阪市都島区都島南通2)で毎週日曜に開かれる「京橋英会話クラブ」が7月12日、再開した。
新型コロナウイルスの影響で3月から休講していた同クラブ。司会者のトゥイさん(30)は「京橋英会話クラブは、英語を教わるのでなく参加者同士が英会話を楽しむ場所なので講師や生徒とは呼ばない」と話す。「しばらく休んでいたのでハキハキと喋れるか不安で緊張したが、いつも通りの会話ができて安心した」とほほ笑む。
商店街が運営する井戸端ステーションは、地域住民の憩いの場として活用されているほか、健康運動、書道、三味線、編み物などさまざまなカルチャー講座の教室として活用されている。
英会話教室は発声が避けられないため、これまで再開を見合わせてきたが、4カ月ぶりにマスクを付けての開催となった。通常20人程度が参加するがこの日は8人が参加した。
今回初参加したまゆみ(40)さんは「知人から最近は40代50代の人もたくさん留学していると聞いて自分もチャレンジしたいと思い、フィリピンへの語学留学を決心した。英会語はほぼ初心者。最近仕事も辞めて英会話の勉強に励んでいる」と意気込む。ベトナム人のタオ(27)さんは「英語ができるとニュースで生の情報が手に入るし、辞書を使わないで言葉を理解できるととても楽しい」と笑顔を見せる。
男性参加者たちは「シンガポール旅行に行った時に言葉の壁を痛感した、自分の考えを伝えられるようになりたい」「ワンコインで参加できることが大きな魅力。英会話友達もできた。これからもずっと続けていきたい」と話していた。
開講時間は日曜10時15分~11時50分。料金は1回500円(要事前予約)。参加申し込みは京橋英会話クラブホームページで受け付ける。