咲くやこの花館で「花の切手」展-世界各国から6,000枚を収集

花博記念公園鶴見緑地の「咲くやこの花館」で開催中の「『花の切手』と描かれている植物たち」展

花博記念公園鶴見緑地の「咲くやこの花館」で開催中の「『花の切手』と描かれている植物たち」展

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 花博記念公園鶴見緑地の「咲くやこの花館」(大阪市鶴見区緑地公園2、TEL 06-6912-0055)で4月1日、特別展「『花の切手』と描かれている植物たち」が始まった。

ソマリア共和国の「花の切手」

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 1枚の切手から見える各国の自然、風景、環境、思想などを楽しんでもらおうと企画された同展。世界219の国や地域の花・植物をモチーフにした切手約6,000枚を展示している。

 世界最大の花「ラフレシア」を描いたもの(インドネシア)や、青いケシ(ブータン)、パラグアイオオオニバス(パラグアイ)などの珍しい品種が描かれたものや、立体的に見えるよう加工された切手、シート全体で一つのデザインとなっているものなど趣向を凝らした切手をそろえる。

 花・植物以外にも、日本の建造物が描かれているショラレオネ共和国の切手や、長野オリンピックを祝ったアラブ首長国連邦の切手、さらには1990年に大阪で開催された「花博」を祝ったセイシェル共和国の切手など、日本に関連したモチーフを取り入れた切手も併せて展示している。

 久山敦館長は「発展途上国の切手は先進国と比べてコレクターからの外貨を稼ぐ狙いもあるため凝っているものが多い」と話す。「展示している切手の中に当館でも育てている植物もあるので実物と併せて植物を楽しんでほしい」とも。

 開館時間は10時~17時。月曜休館。入館料は大人500円(中学生以下無料、証明書提示で大阪市内の65歳以上も無料)。5月8日まで。

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