石焼きコーヒー専門店がリニューアル-こだわりの夫婦が経営引き継ぐ

人目を引くユニークな看板も新しい「ぶらっく&ぶらうん」

人目を引くユニークな看板も新しい「ぶらっく&ぶらうん」

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 大阪初の石焼きコーヒー専門店「ぶらっく&ぶらうん」(大阪市城東区関目1、TEL 06-6930-6737)が10月5日、リニューアルオープンした。

こちらが新オーナーの西田さん夫婦

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 コーヒー豆を石の遠赤外線を利用して焙煎(ばいせん)する「石焼きコーヒー」にこだわり、自ら専門店を開いた初代店主の青野一幸さん。そのコンセプトに共感し、リニューアルオープンで新しい店主となったのは西田周平さん(36)だ。アパレルメーカーに勤めながら「いつか店を開きたいと思っていた」ところ、自宅近くの同店を知り、コーヒー豆の焙煎に専念したい青野さんから店の経営を夫婦で引き継ぐことになった。石焼き焙煎はこれまで通り青野さんが担当する。

 当初は妻・かおりさんが店を切り盛りする話もあったが、一昨年に長男が生まれたこともあり、「家族が一緒にいる時間を大切にしたい」(周平さん)と転職を決断。「夫婦で店をやることになってよかった。人とふれ合うことが好きな夫と一緒の方が、お客さまとのつながりが大事にできる」とかおりさん。

 メニューは、同店の人気セットだった「石焼きコーヒー+自家製ワッフル」のほか、コーヒーに200円追加で提供する和歌山県生石(おいし)高原の卵を使った「卵かけご飯」や「無添加食パン&ゆで卵」のセットも提供。卵かけご飯には、木樽で2年熟成された和歌山県有田市産のしょうゆを添える。

 元アパレルメーカー勤務の2人は、店の細部にまでこだわりをみせる。愛媛県今治のタオルをお手ふきに使うほか、天井からはエアープランツと呼ばれる観葉植物を配し、オープン書棚には専門性の高いファッション誌などをそろえる。

 新しいサービスとして、マイカップ持参客には100円追加で2杯分のコーヒーを入れるマイカップサービスも開始。営業時間は8時~19時。月曜定休。

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