「御舟かもめ」3シーズン目の運航開始-花見期間限定クルーズも

大川を走る「御舟かもめ」

大川を走る「御舟かもめ」

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 都島区在住の夫婦が運営する小型客船「御舟かもめ」(TEL 06-6881-2877)が3月26日、今シーズンの運航を開始した。

昨年の花見シーズンには「船上のお茶会」も行われたそう

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 「御舟かもめ」は水辺の心地よさに魅了された中野弘巳さん・かおりさん夫婦が運営する定員10人の小型客船。2009年8月に運航を始め、今年で3シーズン目を迎える。オーナーで船長の弘巳さんは「川の上で、リビングにいるようにのんびりできる場所を提供したい」と、真珠の養殖に使われていた作業船を改装し、ウッドデッキに小さな建屋を備えたオリジナルの船で運航している。

 船では、川の上でモーニングを食べる「朝ごはんクルーズ」や工場地帯へ向かう「ドボククルーズ」、道頓堀へ向かう「バークルーズ」といった独自の8コースを設定しているほか、貸し切りでの利用も可能。誕生パーティーや写真教室、船上での句会といったさまざまな用途に利用されているという。主に弘巳さんがかじを取り、かおりさんが案内などのサポートをしている。京阪神だけでなく関東や海外からの客も増えており、これまでの乗船客数は2,500人を超えたという。

 4月19日までは、お花見シーズンに合わせ大川の桜と中之島の風景を楽しむ期間限定クルーズを運航する。中野さんは「陸は混み合いがちだが、船の上ならリラックスした雰囲気で桜を楽しめる。水が近く空が広い、小さい船ならではの臨場感も一緒に味わってほしい」と話す。

 同クルーズは八軒家浜港発着で運航時間は50分。乗船料は「かもめ桜クルーズ」=3,000円(小学生1,500円)、「桜朝ごはんクルーズ(朝食・ドリンク付き)」=3,500円(小学生2,000円)、貸し切り料金は50分25,000円から。いずれも要予約。

 4月22日からは鉾流橋北詰の若松の浜船着場を中心に、通常のコースで運航する。

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