館内で眠る秘蔵のお宝一挙公開-大阪歴史博物館で「蔵出し名品展」

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 大阪歴史博物館(大阪市中央区大手前4、TEL 06-6946-5728)で現在、特別展「蔵出し大阪歴史博物館名品展」が開催されている。

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 同館は、前身の「大阪市立博物館」から合わせると約50年の歴史があり、これまで寄与・寄託されたさまざまな文化財約120万点を所蔵している。今回は国宝や重文を中心に、縄文時代の考古資料から江戸時代の絵画・屏風まで、これまでほとんど公開される機会のなかった文化財約150点を展示する。

 「四半世紀ぶりの公開となる『江差松前屏風』などをはじめ、秘蔵のお宝を一挙公開している。普段なかなか見ることができない貴重なものを見てもらう機会となれば」と、同博物館・企画広報課の宮本康治さん。

 こうしたテーマ展示は今回が初めて。ゴールデンウィークには多い日で1日約1,000人が訪れた。「これからの春シーズンは、校外学習も増えてくるので学校などの団体でも利用いただいている。小中学生は無料で見学できるので気軽に来ていただき、大阪の歴史や文化に触れるきっかけにしてもらえれば」(同)とも。

 2階の質問受け付けコーナーでは随時質問に対応している。同展にちなんだお土産コーナーでは、ハガキ(100円)やハニワクッキー(130円)、資料集や図録などを販売している。

 開館時間は9時30分~17時(金曜は20時まで)。火曜休館。観覧料は、大人=600円、高大生=400円。6月15日まで。

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