大阪城周辺ハイキング-JR京橋駅の新人がすべてを企画・運営

Bコースで、「大阪城公園桃園」の解説をするBコースリーダーの堀内さん

Bコースで、「大阪城公園桃園」の解説をするBコースリーダーの堀内さん

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 JR京橋駅(大阪市城東区新喜多1、TEL 06-6352-0056)が主催する「ふれあいハイキング-未来ひろがるパナソニックセンター大阪見学と紅葉の大阪城と歴史を求めて」が10月21日・28日に行われた。

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 集合場所はJR大阪城公園駅で、それぞれ83人、98人が集まった。参加者はAコースとBコースに分かれ、Aコースは、パナソニックセンター大阪見学→大阪ビジネスパーク→青屋門→極楽橋→大阪城天守閣→豊国神社→大手門→JR京橋駅解散。Bコースは、大手門→豊国神社→大阪城天守閣→極楽橋→青屋門→大阪ビジネスパーク→パナソニックセンター大阪見学→JR京橋駅解散。大阪城周辺の史跡や施設を順番に巡り、スタッフが各個所で解説を加えた。

 参加者の多くはシニア層で、28日のAコースは47人、Bコースは51人がそれぞれ参加。毎年参加する人も多く、近所だけでなく遠方からの参加も多かった。「スタッフである自分たちのたどたどしい案内に愛着を持って来られる方もいるようです」(ハイキングリーダーの山本さん)とも。毎年同ハイキングを企画・運営するのはその年の新入社員で、今年は山本さんを含め19人が配属されたJR京橋駅職員が、1年先輩の職員からアドバイスを受けながら企画からレジュメ制作、宣伝などを行ったという。

 開始時間の9時40分過ぎには、「ハイキングのタイトルに『紅葉の大阪城』とあるのですが、まだ紅葉がなく、その代わりに係員が腕にもみじ(造花)を巻き付けました」と、ハイキングリーダーの山本さんがあいさつし、続けてJR京橋駅・今川駅長が「輪が拡がるような有意義なハイキングにしたい」と語り、ハイキングがスタートした。

 参加者は、写真撮影に熱中したり、大阪城周辺に実を落としたギンナンの実を拾い集めるなど、約4キロの行程を思い思いに楽しんだ。

 終了後、「参加者の方に楽しかったと言われ、これまでの努力を讃えてくれたみたいで嬉しかった」と振り返るリーダーの山本さん。来年はアドバイスする立場に回り、また新たな新入社員が同ハイキングを企画・運営することになる。

JR西日本

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