パナソニックセンターで「KWN」展-世界の子どもが作る映像紹介

KWNの歴史や活動内容、世界の子どもたちが制作した映像メッセージなどを展示

KWNの歴史や活動内容、世界の子どもたちが制作した映像メッセージなどを展示

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 パナソニックの総合情報受発信拠点「パナソニックセンター大阪」(大阪市中央区城見2、TEL 06-6949-2111)のコミュニケーションスペースで現在、「パナソニック KWN(キッド・ウイットネス・ニュース)展」が開催されている。

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 KWNは、パナソニックがグローバルに展開する教育支援プログラムで、世界の子どもたちが「ビデオ制作」を通して創造性やコミュニケーション能力を高め、チームワークを養うことを目的としている。

 1989年にアメリカでKWNプログラムが始まって以来、現在までに全世界で13万人以上の子どもたちが参加。パナソニックは参加校に対しビデオ制作用の機材を貸し出し、年1回のコンテストでは、ニュース、ドキュメンタリー、ドラマ、コマーシャルなど10以上の部門で優秀作品を表彰している。 2007年からは参加国・校数の増加に伴い、KWNグローバルコンテストも毎年開催。昨年のグランプリ・ドキュメンタリー賞には、ポーランドのイェルツァノア公立中学校の「ダーティーワーク(ごみ回収から見えるもの)」が輝いた。回収業者の作業風景とインタビューを中心に撮影し、生まれたばかりの犬・猫まで捨てる人間の浅ましさ・残酷さ・身勝手さなどを訴えかける内容となっている。

 同展ではKWNの歴史や活動内容、世界の子どもたちが制作した映像メッセージなどを展示。今年で21周年を迎えるKWNの活動を多くの人に知ってもらうのが目的だという。会場では、映像制作を通じて子どもたちの国際交流の様子もパネルなどで紹介する。担当の野智樹さんは「小中学校の先生や校外学習で子どもたちなどにも見てもらい、KWNに参加する学校が増えればうれしい」と話す。

 開館時間は10時~18時。水曜休館。入場無料。7月27日まで。

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