京橋のイタリアン食堂が6周年-「もっとワイワイできる店づくり目指す」

スタッフとの会話が弾むカウンター席も人気

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 ショットバー、居酒屋を中心に展開する大阪の飲食店グループ「インターセクション」(大阪市都島区東野田町2)の「イタリア食堂 クロノ」(東野田町2、TEL 06-6356-9617)が2月25日、オープン6周年を迎えた。

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 同店は2002年2月25日、「ダイニングバー クロノグラフ」として京橋にオープン。30代男女を中心に人気を集めていたが、昨年7月に「イタリア食堂 クロノ」へとリニューアル。メニューを完全イタリアンに統一し、内装もよりスタイリッシュに変化させた。

 オープン当初から店長を務める宮本さん(33)は、常連客やスタッフから宮本亜門さんにちなみ「亜門さん」と呼ばれるイケメンの人気店長。6年間、京橋で勤務しながら、刻々と変わり行くこの街の流れを見守ってきた。「京橋をずっと見てきて感じることは、この街は今、かなり変わってきているということ。これまでの『京橋イコール立ち飲み屋』というイメージからもだいぶ進化してきているし、お客さんからも『京橋も変わったなー』という声がよく届く」と話す。6周年を迎えたことについて、「この6年間、ずっと一貫してうまくいっていたかといえば、そうではない。正直しんどい時期もあった。特に、世間が年金問題やリストラ問題で暗いニュースが多かった時期は、お客さんの入りも悪く、良くない雰囲気だった」と過去の苦悩を振り返る。

 6周年当日の25日には、グラスワインを1杯100円で提供するサービスも行う(数に限りあり)。常連客の木村さんは「ここは本当に好きな店。オープン当初から通っているが、あっという間の6年間だった。志の高い店長と、仕事のできる料理長、店長が選び抜いたホールスタッフが固くスクラムを組んで、客の喜ぶ顔を見るために精神誠意努力している間に、あっという間に(時が)過ぎてしまった。これからも一緒に楽しんでいけたら最高」と笑顔を見せる。

 「京橋は、働いている側からしても、お客さんとの距離が近い面白い街。今後も料理のグレードアップはもちろん、スタッフの接客レベルもアップさせ、もっともっと皆でワイワイできる楽しい店作りをしていきたい」(宮本さん)と意欲をみせる。

 同店では、毎年恒例イベントとして、4月に「お花見」、夏には「須磨でバーベキュー」など、数々のイベントも行っている。営業時間は17時~翌1時。日曜定休。

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