「オンタイムにジーンズを」-京橋で着用推進イベント、舞妓らもデニム姿で

参加者は全員ジーンズ姿。舞妓もデニム生地の着物で登場した

参加者は全員ジーンズ姿。舞妓もデニム生地の着物で登場した

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 京橋のダイニングレストラン「ONE’S」(大阪市都島区東野田町2、TEL 06-6351-9173)で4月17日、オンタイムにジーンズを履くことを推進するイベント「ジーンズオンタイム」が開催された。

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 主催はPix(大阪市鶴見区)社長の吉村大作さん。「『オンタイムにジーンズスタイルもアリ』だということを社会に提案したい。今の時代はまずエコがテーマ。ジーンズはとても丈夫で、デザインも時代に左右されにくい。ネクタイを外すエコよりも、(ジーンズ着用は)支持されやすいと考えている。ジーンズには何かがむしゃらさを感じる。スーツのように折り目を気にする必要は無い。この不況の時代にがむしゃらさは必須の要素」。

 当日は、経営者・サラリーマン・OL・モデルなど約60人が全員ジーンズ姿で参加。「舞妓(まいこ)や落語家など、ジーンズが最も浸透しにくい人たち」にあえて着てもらおうと、舞妓姿のコンパニオン、落語家の桂三金さんもゲストとして出演。舞妓が着たのはデニム生地の着物。吉村さんがジーンズメーカーに生地の提供を依頼し、上田安子服飾専門学校の生徒が製作したという。桂三金さんもデニム生地の羽織を着て落語を披露した。

 集まった参加者らは落語を楽しんだ後、名刺交換や飲食で盛り上がった。「ジーンズだと楽で、すごくいいし、どんな動作でもできる」「ジャケットにジーンズならオンタイムでも全く違和感を感じない」などの声も。同イベントについて吉村さんは「落語をフロアに座って観賞してもらったが、スーツやスカートならこれはできない。それぞれの業界事情があるとは思うが、できる範囲でのジーンズ着用を広めていければ」と振り返る。

 次回開催は未定。

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