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牛乳石鹸が風呂の良さ伝える「フロ育」絵本-地元幼稚園などへ寄贈

「絵本にせっけんの香りがつくように一緒の箱に保管しています」と岡本さん

「絵本にせっけんの香りがつくように一緒の箱に保管しています」と岡本さん

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 牛乳石鹸共進社(大阪市城東区今福西2)は昨年10月、絵本「ごしごし せなか」を刊行し、子育て支援に関連する施設を中心に全国1000カ所へ寄贈した。

作者は、牛乳石鹸共進社とやまもとさとこさん

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 同社は1909(明治42)年に創業し、「赤箱・青箱」の名で知られるせっけんを製造・販売する。「美と清潔、健康づくりに役立つ製品を作る」という企業理念から、日本独自の風呂文化を守り風呂の良さを伝えていく「ニッポンのお風呂っていいなぁプロジェクト」を2年前から展開。その取り組みの一環として同書を企画した。

 同社が行った風呂に関する実態調査では「子どものころ一緒にお風呂に入る相手は父親だった」という回答を各世代の70%以上から得たことから、日本の風呂文化の担い手に父親の役割が大きいとして「フロ育」という概念を提唱。絵本はこの「フロ育」をテーマに、絵本作家・山本暁子さんと同社で制作。24ページ・オールカラーで父と子が背中を流し合い絆が深まるストーリーを描き、子どもたちが風呂好きになってほしいとの思いを込めた。同社マーケティング部の岡本一彦さん(54)は「絵本を通して、水鉄砲を教わるなど父親とのコミュニケーションの時間を増やす一役になれば」と話す。

 絵本は刊行後、同社の拠点周辺地域の幼稚園・保育園・図書館・小児科病院など全国約1000カ所に1500部を寄贈。本社では所在地の城東区をはじめ都島区、鶴見区を中心に配布した。「地元で80年以上せっけん作りを続けているが、あまり知られていない。絵本が地元の人とのつながりのきっかけになれば」と岡本さん。今後も風呂をテーマにした川柳大賞の開催や、近年数が減っている銭湯の魅力を伝える企画なども予定しているという。

 絵本は非売品。配布は終了し、現在はホームページで読むことができる。

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