蒲生に琉球鉄板食堂-40歳前に念願の独立、食材はすべて沖縄から

店舗外観

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 蒲生4丁目に昨年12月12日、琉球鉄板食堂「magara(マガラ)」(大阪市城東区蒲生4、TEL 06-6924-9170)がオープンした。

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 店舗面積は約13坪。座席は、1階カウンター、2階座敷を合わせて24席。古木の温かみを演出した空間は、柔らかい間接照明で落ち着いたムードに仕上げた。

 メニューは泡盛と宮古みそから作る「島おでん盛り合わせ」(850円)、淡白な白身の味わいが特徴の「グルクン唐揚げ」(850円)、刺激的な辛味の「宮古牛のビーフカレー」(900円)、「島らっきょゴマ油焼き」(550円)など。「ゴーヤチャンプル」(650円)、「ソーメンチャンプル」(650円)などチャンプル類はカウンター前の鉄板で調理する。「沖縄は内地と土が違うため、野菜一つとっても味わいに生命力があるのが魅力」(オーナーのジョージさん)。こだわりの食材は、すべて沖縄から取り寄せているという。

 自身も大の酒好きで、バーテンダー歴も長いジョージさん。「ビールにシャンパン、泡盛、焼酎、ウイスキー、カクテルと何でもそろっている。店名は『食堂』としているが、バー使いもウエルカム」と間口の広さをみせる。客単価は「飲んで食べて3,000円」(同)。

 「来月でいよいよ40歳」というジョージさんは、40歳までに自分の店をオープンさせるのを目標に19歳から飲食業界一本でやってきた。念願かなえて自分の城を持った今回だが、「オープン前日になってはじめて皿をまったく用意してないことに気付き慌てて買いに走ったり…肝心なところが抜けていて焦った」と笑う。しかし、数々の難題が発生したオープン前にはこれまでに働いてきた店のスタッフらが助け船を出した。「人脈のありがたさに心打たれた」とジョージさん。

 古くからある家が並び、のんびりとした空気の蒲生に同店を開いたのは、「ゆったりとした雰囲気や地元愛の強さ、横のつながりの濃さが大好きな沖縄に似ていると感じたから」。

 営業時間は18時~翌2時。水曜定休。

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