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旭区の琉球ライブ居酒屋で「島唄ライブ」-後半は参加者らも踊り出す
(2008年01月30日)
大阪市旭区の「ライブ居酒屋ハイビスカス」(旭区関目高殿4、TEL 06-4254-5253)で1月27日、「島うた文化を考える会」の新春島唄ライブが行われた。
同会代表の牧志徳さん(54)は、奄美諸島の加計呂麻(かけろま)島で生まれ、3歳の時に嘉手納村へ両親と移住。16歳の時、パスポートで大阪に移ってきた。現在は臨床検査技師として病院に勤務するかたわら、島唄や三線(さんしん)教室を主宰。そのほか古くから歌い継がれる島唄の採集・記録や、各学校や教育機関などで島唄講座などを行っている。
ライブ開始の20時、「チュー ウガメラ(こんにちは)」(牧志徳さん)という琉球のあいさつとともに、三線の音が会場に響き渡る。エイサーなど伝統民謡とともに、さまざまな曲が時に楽しく、時に切なく奏でられ、中には目をつむりながら音楽に聴き入る人の姿もあった。観客として集まった30人の多くは沖縄出身だったり、旅行で訪れた沖縄で、島唄の魅力に取りつかれた人たち。そうした人たちが家族や友人、職場の人たちを誘ってさらに輪が広がっていく。会場となった「ハイビスカス」は、沖縄出身の牧健二さんが経営する本格琉球料理店。唄、食べ物、人に触れながら沖縄文化の真髄を味わう会となった。
牧さんが「島うた文化を考える会」をはじめたきっかけは、「島唄に救われた過去があるから」(同)だという。「20代半ばのころ、大阪の生活で悩み落ち込んだことがあった。そんな時自分を救ってくれたのが島唄。それ以後は、その島唄に恩返ししたいという思い一つでやってきた」(同)という。
ライブは休憩をはさんで23時まで行われた。後半になると三線に合わせて皆が踊り出し、店全体が島唄のステージと化した。会場にいた徳の島出身、豊中在住の女性は「唄う側と聴く側の区別なく、皆が一体となるのが島唄の魅力」、親が沖縄出身で大阪市在住の女性は「沖縄の人にとって島唄は体の一部。うれしい時も悲しい時も自分の感情とともに奏でられる音楽」と、それぞれにはるか南の故郷に思いをはせていた。
「ハイビスカス」では、月1回の頻度で琉球音楽のライブを行っているほか、毎月第2・第4月曜日には三線教室も開講している。「沖縄が好きな人も、飲むのが好きな人も、皆が楽しく時間を過ごせる気さくな店。だからどんどん来てや」(店主の牧さん)とも。店頭では、牧さんのCD「島はがりぬ唄」(全オリジナル15曲、1,500円)も販売している。
営業時間は18時~25時。月曜定休。
奄美・沖縄居酒屋ハイビスカス
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