ラーメン店「麺屋いち山(ざん)」(大阪市都島区片町2、TEL 06-6585-0135)が京橋駅片町口近くにオープンして、5月15日で2カ月を迎える。
全メニューを考案した京橋在住の一山篤嗣(いちやまあつし)店主(44)は、ミシュラン獲得のイタリア料理店出身のシェフ。同店近くのイタリア料理店「溺れる肴(さかな)」(片町2)でも働いていており、ランチタイムで提供していたラーメンが人気だったため、今回ラーメン店を開業したという。店内は木目調を基調とした和モダンな空間に仕上げ、席数は、テーブル8席、カウンター10席。
基本のメニューは担々麺、新鶏白湯(ぱいたん)、抹茶鶏白湯、鶏白湯担々麺の4種類。お勧めは、濃厚な鶏白湯と宇治抹茶を掛け合わせクリーミーな味わいの「京都宇治の抹茶鶏白湯 味玉付き」(1,200円)。サイドメニューに「鶏チャーシュー丼」(450円)や「真鯛(まだい)の胡麻(ごま)漬け丼」(500円)なども用意する。
常連で大阪市内に住む30代女性客は「しっとりとした鶏チャーシューのファンで、個別にたくさん売ってもらえないか聞いたことがあるくらい。他店のラーメン店より一滴も残さず完食する人が圧倒的に多いと思う」と話す。
英語が堪能な牧野憲太郎店長(27)は「大阪城に近いこともあり、今後はSNSなどを使い発信していき、海外からのお客さまをもっと増やしていきたい」と意気込む。
営業時間は11時30分~14時30分、17時30分~23時。月曜定休。