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「建築物もアート」 建設会社が保育園でワークショップ

見たことがない「不思議生物」に興味津々の子どもたち

見たことがない「不思議生物」に興味津々の子どもたち

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 城東区の建設会社「北梅組」(大阪市城東区野江1)が新築工事を担当した保育園にアート作品を贈呈し、園児たちとのワークショップを開催した。

保育園舎も“アート作品”

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 「建築もアートのひとつ」という理念をもつ同社。昨年に完成した兵庫県川西市の保育園「エンゼルキッズ多田」の園児たちに楽しくアートに触れる機会を提供しようと、園舎完成の記念にアート作品を贈呈したいと考えていた。そこで以前より親交のある京都芸術大学の協力のもと、同大学院生の作品「不思議生物」を贈呈することに。「不思議生物」とは、妖怪でも動物でもない正体不明の生物というモチーフのもとに作られた作品。丸い形に毛が生えている「ケダマ」や、イチゴのような形の体にお尻がついている「イチゴジリ」など。

 昨年12月17日、天然木をしつらえた新しい園舎でアート作品の贈呈が行われた。作者の小西葵さん(京都芸術大学大学院1回生)によるワークショップも開催。園児たちは普段のおもちゃと違う「不思議生物」に興味津々。この日のために準備されたスタンプなどを使い、思い思いの作品を夢中で作った。企画した同社取締役の岩佐一成さんは「アート作品で感性を広げるように、園舎もアートに触れる感覚で過ごしてもらえたら」と話す。

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