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森ノ宮の食堂&カフェがマルシェ 「生産者、青果店、飲食店が共に活路を」

アスショクマルシェ

アスショクマルシェ

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 大阪・森ノ宮の「もりのみやキューズモールBASE」(大阪市中央区森ノ宮中央2)内にある食堂&カフェ「アスショク」で現在、産地直送野菜などを販売する「アスショクマルシェ」が開催されている。

アスショク外観

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 「明日(アス)の食(ショク)を考える」をコンセプトに、「おいしいだけでなく、栄養のバランス良い食事を提供する」と店長の浅井英樹さん(38)は語る。新型コロナの影響で、4月7日の緊急事態宣言から5月21日まで休業。浅井さんは「コロナ禍で飲食以外でもお客さんとの接点を持ちたいと思ってマルシェを始めた」と話す。毎週土日と平日は不定期に行われている。

 野菜はスーパーで売られているものと比べ、ユニークなものを用意している。「スティックニンジン」(260円)は普通のニンジンよりも小ぶりで、イエロー・オレンジ・パープルとカラフルな色となっている。糖度の高い「ミニトマト」(レッドは160円、オレンジは180円)も人気という。野菜のほか、レモン風味がついた「フレーバーオイル」や店で使っているワインも販売している。

 浅井さんは「まだまだ深刻な事態が続くが、マルシェで野菜などを売ることで、生産者や業者の流通を止めることなく、生産者、青果店、飲食店が共に活路を見いだすような良いサイクルをつくっていきたい」と話す。

 マルシェは6月30日までの予定だが、7月以降も引き続き開催することを検討中。店の営業時間は11時~21時(ラストオーダー)。

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