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大阪城天守閣の入館者数が再開以来初の1500人超え 魔よけの「赤絵」配布

大阪城天守閣で配布している「赤絵」(入館料が必要) 大阪城天守閣と天守閣最上層外壁の伏虎を、古来災いをはらう効果があると考えられていた赤色で印刷したもの

大阪城天守閣で配布している「赤絵」(入館料が必要) 大阪城天守閣と天守閣最上層外壁の伏虎を、古来災いをはらう効果があると考えられていた赤色で印刷したもの

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 新型コロナウイルスの影響で休館していた大阪城天守閣(大阪市中央区大阪城1)の入館者数が5月20日の再開以来、初めて1500人を超えた。

大阪城天守閣の前

 広報担当の青木美佐子さんによると、府県またぎが解除された先週末、5月20日の再開以来、初めて土曜・日曜連続で来館者数が1000人を超え、特に21日は再開以来初めて1500人を超えた。「やはり府外の方が増えた印象。ただ、昨年同時期の週末は各8000人を超えていたので、比較すると5分の1以下」という。

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 奈良から親子で訪れた多田知恵子さんは「息子が歴史好きなので訪れたいと思っていた。検温など対策も取られていたので安心して見ることができてよかった」、戦国武将が好きという中学1年生の息子・知優さんは「小学校の遠足ではゆっくり見ることができなかったけど、今日は人が少なくゆっくり見られたのでよかった」と話した。

 同館では、来館者への感謝と新型コロナの早い終息を願う取り組みとして現在「赤絵」を配布している。赤い色には、古来災いや魔物をはらう効果があると考えられており、江戸時代の「天然痘」流行の際には魔よけの図柄などを赤一色で刷った版画が祈願に使われていたという。今回は「赤絵」を5万枚準備し入館した希望者に一人1枚ずつ配布している。

 青木さんは「夏に向けて団体が増えるとまた状況が変わってくるかと思うが、今は感染防止対策を徹底しながら徐々に、にぎわいを取り戻していきたい」と話す。

 開館時間は9時~17時(入館は閉館30分前まで)。入館料は600円、中学生以下無料。

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