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京橋の郷土料理・居酒屋「遊食空間 おかげさま」、「えひめ食の大使館」に認定

同機構の副会長・八十島(やそしま)一幸さん(右)と店主の田中一彦さん(左)

同機構の副会長・八十島(やそしま)一幸さん(右)と店主の田中一彦さん(左)

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 京橋の郷土料理・居酒屋「遊食空間 おかげさま」(大阪市都島区東野田町3)が2月5日、本年度の「えひめ食の大使館」に認定され、授与式が行われた。主催はえひめ愛フード推進機構。

愛媛の食材を使ったメニュー

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 同機構は、本県農林水産業や関連産業の振興、地域経済の活性化を目指す推進組織。愛媛県のブランドとなり得る農林水産物やその加工食品の発掘・認定、新しい商品の開発の開拓を進め、これまで取り組んできた地産地消や食育の一層の推進を図る。2009年から愛媛の食材や食品を積極的に取り扱っている飲食店・販売店を「えひめ食の大使館」として認定し応援。今回を含め、認定数は全国では59店舗、近畿圏では17店舗となった。

 今回認定された同店は、2012年にオープンし創作料理を提供していたが、田舎の郷土料理を出したいと考えた。「母が愛媛県今治市出身だったので、縁もない土地の料理より愛媛の料理が良いと思った」と店主の田中一彦さん。2018年2月、愛媛の郷土料理店として愛媛の食材を使ったメニューに変更。席はカウンター4席・テーブル8席・掘りごたつ16席。

 メニューは、今治の名物である「せんざんき」(450円~)や今治風焼き鳥(350円~)、ブランド肉である「媛っこ地鶏」を使った「手羽先唐揚げ」(1本200円)や「媛ポーク」を使った「豚肩ローストンテキ」(1,180円)、今治市の卵「とみたま」を使った「鉄板だし巻き」(480円)、宇和島から取り寄せている「じゃこ天」(400円)など。「今治でなじみのみそを使っているほか、県産のタイやブリの刺し身もある」と田中さん。

 認定証を授与した同機構の副会長・八十島(やそしま)一幸さんは「京橋は人情の熱い街。これからどんどん協力していきたい。メニュー開発や観光PRもしていただければ」とあいさつした。田中さんは「探している食材があるので、相談したい。メニュー開発は得意なのでこれからも頑張っていきたい」と意気込みを見せた。

 営業時間は、朝=4時~10時、夜=18時~23時。日曜定休。

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