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大阪で社会貢献事業「世界のお友だち〇」 児童が海外の作文から世界を学ぶ

作文を見せるケニアの子ども

作文を見せるケニアの子ども

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 教育NGOみらくる(大阪市鶴見区諸口3)が社会貢献事業「世界のお友だち〇」を立ち上げた。

作文を書いている子どもたちの様子

 全国の小学校高学年を対象に海外の作文から世界を学ぶ授業を普及させる同事業。立ち上げたのは、これまで20以上の社会貢献事業を手掛けてきた同団体理事長の吉村大作さん。

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 授業内容は、海外の10~12歳の子どもが書いた作文を日本の小学生が読む。貧困や衛生問題などの社会課題を持つ世界の子どもの状況を知ることで「何かしてあげたい」「一緒にできることは何か」などの気付きを得るのが狙い。自らカリキュラムを開発した吉村さんは「教師と生徒という関係でなく、同世代という横の関係で同じ目線から話しかけてくれることが国際理解に必要」と話す。

 吉村さんは、海外のNGOと連携する日本のNPOを通じて現地の作文を取り寄せている。すでにケニアとバングラディシュから作文が届き、ほかにカンボジアやインドなど計6~8カ国から作文を集める予定。現在授業が内定しているのは大阪と北海道の数校。「2019年度は全国で30~50校での実施が目標」という。

 「この事業名の『〇』は児童に自由な気持ちを感じてもらいたいための空白。作文を通して世界の子どもたちの状況、尊敬できるところを学んでもらいたい」と吉村さん。「思いやりと多様性にあふれたソーシャルな子どもたちを一人でも多く輩出したい」と意気込む。

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