大阪歴史博物館で近年寄贈された作品展示 戦時中の米軍宣伝ビラなど40点

インドネシア・バリ島のたこ「べべアン」。大きな目、鼻、口はバリ・ヒンズー教の神の姿を連想させるという。「べべアン」は「魚のような」という意味

インドネシア・バリ島のたこ「べべアン」。大きな目、鼻、口はバリ・ヒンズー教の神の姿を連想させるという。「べべアン」は「魚のような」という意味

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 大阪歴史博物館(大阪市中央区大手前4)で現在、特集展示「新収品お披露目展」が開催されている。

「牡丹詰文花鳥人物図丼」

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 定期的に開催している同展。今回はこの2~3年の間に寄贈された作品から、未公開のものを中心に展示する。

 作品は、近代大阪を代表する工芸家・藪明山(やぶめいざん)の薩摩焼「牡丹(ぼたん)詰文花鳥人物図丼」、太平洋戦争でアメリカ軍が航空機からまいた宣伝ビラ「伝単」、魚の形をした「ベベアン」というインドネシア・バリ島のたこなど約40点。同館の展示担当者は「さまざまなジャンルから展示しているため、見応えがある」と話す。

 開館時間は9時30分~17時。火曜休館。観覧料は、大人=600円、高校生・大学生=400円、中学生以下・大阪市内在住の65歳以上(要証明書提示)・障害者手帳などを持つ人(介護者1人含む)は無料。5月7日まで。

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