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大阪・蒲生で食べ歩き「がもよんばる」-収益金は全額復興支援に

バルチラシとバル参加者の証しとなる「缶バッジ」

バルチラシとバル参加者の証しとなる「缶バッジ」

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 大阪・蒲生で7月6日、第4回食べ歩きイベント「がもよんばる」が開催される。

がもよんばるバルマップ

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 今回で4回目となる同イベント。店主同士のつながりも深い蒲生4丁目、通称「がもよん」エリア。地下鉄・鶴見緑地線と今里筋線の「蒲生四丁目駅」のある交差点を中心とした地域はここ数年、古民家や蔵を生かしたカフェやイタリアンなども増え注目を集めている。

 参加店舗数は32店舗。「個性豊かな飲食店の小料理を、気軽にはしごして楽しんでほしい」と、今年からはチケット制ではなく缶バッジ方式に。前売りの缶バッジ(600円)を当日身に付け参加店へ行くと、「バルメニュー」として設定されたイベント限定メニュー(500円、1000円)をオーダーできる。5店舗以上を回りスタンプを集めた人には、参加賞も進呈する。

 「バルメニュー」は、飲食だけでなくスイーツ等のテークアウトやマッサージなどの体験型も用意する。お笑い芸人が仲間を呼んでライブする「フールズ・ロマンチック・ショー」も15時から21時までの6時間、寺子屋「久楽庵」で行う。

 今回は復興支援もテーマに掲げた。「店主たちの集まりで、バルで楽しんで、それが社会貢献につながって知らん間に募金できたらすてきやね、と意見が出た」と話すのは、飲食店らを取りまとめる山口企画の和田欣也さん。「年々各地で増えている街バルが、復興バルとして大きな力になったら」と缶バッジ売り上げからポスター・パンフレットなどの諸経費を引いた収益金の全額を寄付することに決めた。寄付先は宮城県仙台市で同じ名称の「蒲生」地区。津波の直接的な被害を受け、今なお一部が災害危険区域と指定されながらも復興に取り組んでいる。

 缶バッジは事前に参加店で購入、もしくはホームページで予約し当日引き換えることもできる。各店の営業時間やメニューはホームページで確認できる。

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