2011年、京橋経済新聞の年間PV(ページビュー)ランキングの1位に輝いたのは、天満橋・京阪シティモール屋上のビアガーデン「THE ORIENTAL VILLAGE BEERGARDEN」オープンを伝える記事だった。大川や河川公園といった水都大阪ならではのビューとアジアンテイストのしゃれた雰囲気が人気を呼び、期間限定の店にもかかわらずアクセスを集めた。
ランキングは今年1月1日から12月27日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1.天満橋・京阪シティモール屋上にビアガーデン-「アジアンリゾート」テーマに(6/16)
2.専門店「京橋タンメン」、年配客中心に人気集める-「1キロ野菜盛り」も(9/2)
3.大阪城が真っ赤に-映画「プリンセス トヨトミ」イベントでライトアップ(5/17)
4.都島の運動施設会員の50代主婦ら、初駅伝で3位入賞-記念キャンペーンも(1/14)
5.京橋に豚骨ラーメン店「山の田ラーメン」-下関の老舗店からのれん分け(1/21)
6.帝国ホテル大阪で韓国3Dドラマ「神医」製作発表-韓流支援ファンド調印も(2/28)
7.京橋にスペイン料理店「ニニョトラヴィエソ」-路地裏にバールスタイルの店(2/25)
8.京橋に立ち飲みスタイルのたこ焼き店「たこなぐり」-ドラム缶をテーブルに(3/11)
9.京橋駅で吉本芸人募金活動-山崎邦正さんら呼びかける(3/17)
10.京橋で一日限りの食べ歩き「京橋バル」開催へ-36店で共同イベント(10/27)
今年は府知事・大阪市長ダブル選挙、その後の橋下市長の動向など話題の多い大阪だが、「大阪国」をテーマにした映画「プリンセストヨトミ」のイベントを取り上げた記事が、上半期1位だったのに続き、年間でも3位に。イベントに出席し「独立しましょうよ!大阪」の発言でにぎわせた当時府知事だった橋下市長は、来年もニュースのけん引役となるか。
そのほかは例年通り飲食店の話題が多く、1位のビアガーデンをはじめ、ラーメン店2本、関西初のタンメン専門店をうたう「京橋タンメン」(2位)、下関の老舗がのれん分けした「山の田ラーメン」(5位)がランクイン。京橋らしく立ち飲みスタイルのたこ焼き店「たこなぐり」(8位)、スペイン料理「ニニョトラヴィエソ」(7位)、イタリアンカフェ「ヴィヴァーチェ」(12位)など、多様な飲食店がひしめく京橋をランキングが反映されている。
今年は10月末に初の「大阪マラソン」が開催されたが、「都島の運動施設会員の50代主婦ら、初駅伝で3位入賞-記念キャンペーンも」(4位)も健闘。ほか、韓流ブームの流れで「韓国ドラマ「神医」製作発表」(6位)や、全国的に火がつき始めた食べ歩きイベント「京橋バル」(10位)もランクイン。
「京橋駅で吉本芸人募金活動-山崎邦正さんら呼びかける」(9位)など、東日本大震災復興を支援についてもさまざまな記事を配信してきたが、2012年も引き続き、地域に密着した話題を、いち早く伝えていきたい。