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「おおさかシネマフェスティバル」-授賞式でも大阪の話題で盛り上がる

「おおさかシネマフェスティバル2011」

「おおさかシネマフェスティバル2011」

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 大阪歴史博物館で(大阪市中央区大手前4)で3月5日・6日、「おおさかシネマフェスティバル2011」が開催された。

主演女優賞の吹石一恵さん

 同フェスは、関西の映画ファンによる映画イベントとして1976年から開催されてきた「おおさか映画祭」を2006年にリニューアルしたもの。2009年に「大阪アジアン映画祭」と統合し、その一部門として開催されている。今年で6回目。

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 初日の5日は、昨年12月に逝去した女優・高峰秀子さんの追悼企画として高峰さんの大阪ものの代表作「花みつ日記」、「大阪城天守閣復興80周年」を記念して大阪城を舞台にした映画「大坂城物語」、大坂城を挟んでバトルする活劇「大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン」を上映。6日は大阪の映画関係者と映画ファンによって選ばれた作品ベストテンの中から「オカンの嫁入り」「孤高のメス」が上映された。

 「オカンの嫁入り」上映後には監督の呉美保さん、研二役の桐谷健太さんが浜村淳さん交えてトークショーを開催。同作品のロケ地だった京阪電車「牧野駅」のエピソードに話が及ぶと、非公開のロケにもかかわらずホームの反対側に人が次々に集まって大変だったことや、同駅史上最高の利用者数を記録した話で盛り上がりをみせた。呉監督は「しかも切符ではなく入場券ばっかり売れたそうで。それが大阪らしい(笑)」と話し、浜村淳さんは「京阪電車もいいが、次は阪急電車(4月23日公開の映画タイトル)。その次は南海で近鉄…」と話題を広げ、それに対して桐谷さんがツッコミを入れるなどで会場を沸かした。

 作品賞のほか、技量に加え「大阪または関西」にゆかりがある人物であることを大きな判断材料とする「個人賞」の表彰式も行われ、主演男優賞・堤真一さんをはじめ、主演女優賞・吹石一恵さん、助演男優賞・桐谷健太さん、助演女優賞・谷村美月さん、監督賞・三池崇史さん、脚本賞・呉美保さん、撮影賞・辻智彦さん、音楽賞・川井郁子さん、インデペンデント映画賞・真利子哲也さん、特別賞・福本清三さんらが登壇した。

 天神橋6丁目出身の桐谷さんは「初めて助演男優賞を頂くが、自分が生まれ育った街で、大阪の映画祭で、大阪を舞台にした映画で受賞できたのがうれしい」と話した。

 会見でも、「大阪のロケは、ほかに比べると大変。おい、ここ公道やぞ、とおっちゃんが絡んでくる(笑)」(堤真一さん)や、「あんただれ?何してんの?と聞いてくる。もっと名前を覚えられるように頑張ります(笑)」(吹石一恵さん)など、最後まで大阪の話題で盛り上がった。