京橋に4月12日、炭火焼き鳥店「正(まさ)や」(大阪市都島区東野田町5、TEL 06-6929-2002)がオープンした。
店舗面積は約5坪。茶を基調としたカジュアルで落ち着いた店内に、テーブル・カウンター計16席を設ける。
「もともと焼き鳥を食べることが好きだった。いつかパワーのある街で自分の店を出すという夢があった」という店主の辻浦正人さん。まずは包丁を持つことから覚えようと和食店に勤務。その後、創作料理店や焼き鳥店で修行を積み、37歳で夢が現実となった。実際に店を出してみて、「自分で決めた目標以上の事が自分次第でできることが分かったり、新たな目標が見えやすくなったりした」と話す。
フードメニューは「やわらかくて味が一番気に入った」という丹波地鶏を備長炭で焼いた「焼き鳥」(100円~)、歯応えのある親鳥を使ったさまざまな部位の「造り」(480円~)、「地鶏の造り4種盛り」(980円)など。「正やのつくね」(150円)はタマネギ・ニンジン・ピーマンが入った試行錯誤の一品だという。ドリンクは、ビール(380円~)、チューハイ(380円~)など。「地元の人は意外と地酒を飲んでいない」と日本酒(480円~)には大阪の地酒を取り入れるなどのこだわりも。客単価は約2,800円。
「いろいろな街の焼鳥屋を何軒も食べ歩いた中で、京橋のお客さんと店員との距離の近さや下町的なところが気に入った。今後は京橋の皆さんとさらに盛り上げていきたい」とも。
営業時間は17時~26時。