京橋に「一人鍋」もできる鍋料理店-バー「トランプス」の元オーナーが出店

アットホームな接客が京橋らしい「ひろじ」

アットホームな接客が京橋らしい「ひろじ」

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 京橋に3月5日、鍋料理店「ひろじ」(大阪市城東区蒲生1、TEL 06-6935-6556)がオープンした。

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 店舗面積は約11坪。木の温もりと落ち着きを感じさせる店内には、カウンター・テーブル席を合わせて18席設けた。

 オーナーの浅野仁二(ひろじ)さんは、京橋で18年間営業を続け、半年ほど前に惜しまれながら閉店したインターナショナルバー「トランプス」の元オーナー。新たに開く鍋料理店の出店場所も、最初から「絶対に京橋」と決めていたという。「横つながりの濃さが京橋の魅力」と浅野さん。店のチラシや名刺、ロゴなどは、昔から付き合いのあるミュージックバー「ハイファイブ」のオーナーが手がけたという。

 メニューはテッチャン・大腸・アカセン・野菜をさっぱりとしたしようベースのだしで煮込む「モツ鍋」(900円)、「豚バラスライスと黒ゴマ風味の鶏つくね鍋」(900円)など。鍋はすべて1人前から注文でき、「一人鍋」を楽しむ客の姿も目立つという。鍋のほか、「ちょい飲み・ちょい食べ」にも対応できるよう、「つくしの卵とじ」(300円)、「花わさびのしょうゆ漬け」(300円)、「ホタルイカの酢みそ」(600円)など季節のメニューも用意する。客単価は約2,000円。

 京橋の西側に位置していた「トランプス」は大阪ビジネスパークからの客が大半だったのに対し、東側の「ひろじ」は地元客が多いという。オープンから約10日。現在は、「鍋屋のゴールデンタイム(19時~21時)ではなく、なぜか深夜ににぎわっている(笑)。京橋で夜の商売をしている人が深夜にやって来て、朝6時まで営業していることも」と話す。

 営業時間は17時30分~翌2時(金曜・土曜は翌4時まで)。

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