冷凍ギョーザの無人販売店「ふくちぁん餃子(ギョーザ) 京橋店」(大阪市都島区東野田5 TEL072-806-0323)が4月22日、京橋駅近くの新京橋商店街内にオープンした。
ラーメン店「大阪ふくちぁんラーメン」などさまざまな飲食店を展開し、今年で創業46年を迎える「アストジャパン」(大阪府大東市)が運営を手がける同店。昨年2月、無人ギョーザ無人販売店を関西で初出店してから大阪・兵庫などで展開、今回で38店舗目となる。
出店理由について、「アストジャパン」広報担当者の近藤雄一さんは「京橋は前から出店したかった場所。路線が行き交うターミナル駅で利用者も多く、商店街の一角で地域の人々の生活にも寄り添える」と話す。
販売商品は、「ふくちぁん餃子」(36個入り=1,000円)、しょうゆだれ(100円)、みそだれ(300円)。店内は無人で、客がショーケースから商品を取り出し、料金箱に代金を入れるシステム。保冷剤(2個まで)や持ち帰り用袋は無料サービスする。
近藤さんは「皮からあんまで全て自社工場で作っている。皮は毎日湿度、気温に合わせて配合や混ぜ方を変え、安定した味をお客さまに届けられるようにしている」と話す。豚まん(6個入り=1,000円)や特製チャーシュー(ブロック大1本=1,000円)なども販売する。
近所に住んでいるという60代女性は「冷凍ギョーザは日持ちするから便利。まさか無人だと思わなかった」と話す。若者2人組は「前からふくちぁん餃子のファンで、ほかの遠くの店舗に買いに行っていた。これから月1ペースで通いたい」と笑顔を見せていた。