京橋の活性化に取り組む京橋地域活性化機構(大阪市都島区東野田3)が京橋の情報を発信するための動画チャンネル開設の準備を進めている。
町のイベントや飲食店の情報などを動画で配信し、「京橋に行こう」というきっかけをつくる取り組み。クラウドファンディングサイトで5千円程の寄付をして応援する飲食店の「スポンサー権」を返礼品(リターン)に選ぶと、その店の動画を配信する際に名前が掲載され、その店舗の商品券も発行される。
京橋地域活性化機構は2015(平成27)年に発足。京橋好きの30代から40代で構成され、毎月1回、「京橋しゃべり場」で京橋の活性化について自由に意見交換を行っている。今回の動画チャンネルプロジェクトもその「しゃべり場」で出た案。代表の鷲見慎一さん(40)は「京橋の『楽しい』『おもろい』『居心地がいい』を疑似体験できるような動画チャンネルにしたい」と話す。
目標金額は50万円。スタートして20日で6割の支援が集まった。締め切りは3月30日。鷲見さんは「京橋の魅力を大阪だけでなく全国に、さらには世界に発信していく。企画から台本まで、楽しみながら作り上げていく、そんな仲間に加わってもらえたら」と呼び掛ける。