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京橋の路地裏にラーメン店「塩そば九兵衛」 オープン2カ月、口コミで顧客増やす

活あさりの塩そば(1,000円)。貝めし(300円)にスープを入れて食べるのが通

活あさりの塩そば(1,000円)。貝めし(300円)にスープを入れて食べるのが通

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 京橋の塩そば専門店「塩そば九兵衛」(大阪市都島区東野田3)がオープンして間もなく2カ月を迎える。

「塩そば九兵衛」店主・小野寺幹さん

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 メニューは、京赤地鶏の塩そば(750円)、肉そば(1,000円)、海鮮塩そば(1,250円)など。麺は北海道小麦を使い店主・小野寺幹さん(38)が自ら手掛ける。全粒粉ロイヤルストーン配合で、小麦の風味とそばのような口当たりが特徴。スープは京赤地鶏を使いじっくり炊いただしで透明なあっさり味に仕上げる。チャーシューはもち豚をスチームコンベクションで低温調理する。

 小野寺さんは「あえて、バーっぽく、知る人ぞ知るというような分かりにくい店にしてみた」と話す。「京橋だとお酒を飲んだ帰りに寄ってもらえるような店の方が良いかと思うが、まだ仕込みに時間をかけたい」と言い、現在はランチのみで営業する。

 小野寺さんは、居酒屋、フランチャイズのラーメン店と経験を積み、「凝り性のため、全て自分の手で作りたい」という思いで2017(平成29)年に独立。東大阪に2店舗を持ち、今回大阪市に進出。物件を回る中で「京橋はフランチャイズのラーメン店が多く個人営業の店が入り込める余地があると判断した」と言う。

 「口コミで少しずつお客さんが増えてきた。これまでの基盤を生かして今後は自分のブランドをフランチャイズ化していけたら」と語る。

 営業時間は11時~(売り切れ次第終了)。土曜、日曜、祝日定休。

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